自然から学び、歴史から学び、人から学び、道東に残された
かけがえのない大地と生物を、まだ見ぬ子孫により良く引き継ぐ為に
塾生は相互に学び、切磋琢磨して、人格の涵養の場とする。
10月29日(月) PM6:30 七人の小人 |
第29回学習会 講師:菊池一雄氏(釧路開発建設部 次長) |
講師:菊池一雄氏(釧路開発建設部 次長)
『日本と釧根の農水産情勢と釧根における港湾、水産、農業事業の取組』
10月29日(月)18:30~ 七人の小人
1、世界と日本の食糧事情を国内自給率や供給食糧の年代による変化
私たちの食生活の変化とともに、摂取栄養の割合も変わり、
そのほとんどを輸入に頼らなければならない現状を資料をもとに詳しく説明していただきました。
EPA交渉による国内での食料生産の危機は、特に北海道が日本最大の食糧供給地域であることを考えると私たちが深く考えなければならない課題となるでしょう。
私たちに今できることは、「自給率を上げること」すなわち「個人の食生活の見直し」ではないかという提言も!
※ご用意いただいた豊富な資料です。
2、道東における環境に配慮した農業の取組について
経営と環境保全を両立させる「環境保全型農業」の取り組みを
各地域の詳細な資料とともにご説明いただき、
事業開始から、水質調査をデータとして比較し、
効果が上がっていることが確認されていることをお話しいただきました。
さらに、農地防災事業についてもお話がありました。
最後に
3、釧路港のエコポートモデル事業について
港の底を掘った土砂を捨てずにマウンドに再利用することで
環境にやさしい港づくりを進めているとのこと。
以上盛りだくさんなお話に
塾生一同多くのことを学ぶことができました。